【更新】演劇集団キャラメルボックス 上演作品 所属俳優 チケット情報 解散・休止の理由・原因 再結成の可能性

演劇集団キャラメルボックス 旗揚げから解散まで劇団紹介
演劇集団キャラメルボックス 旗揚げから解散まで

演劇集団キャラメルボックスは、株式会社ネビュラプロジェクトが運営する劇団です。

1985年(昭和60年)、早稲田大学の演劇サークル『てあとろ’50』出身の『成井豊』や『加藤昌史』らにより結成されました。

結成当初は『社会人劇団』として年に2回公演を行っていましたが、3年目の1988年(昭和63年)からはプロとして活動を本格化、年間3公演から4公演を行っています。

2019年6月19日、演劇集団キャラメルボックスの運営会社、(株)ネビュラプロジェクトが、東京地裁から破産開始決定を受けました。現在、演劇集団キャラメルボックスは活動を休止していますが、解散の発表はありません。
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活動休止・破産に至る理由・原因

『演劇集団キャラメルボックス』が、5月31日での活動休止を発表、翌月6月4日にはキャラメルボックスのの運営会社(株)ネビュラプロジェクト(TSR企業コード: 292931123、中野区、加藤昌史社長)が自己破産を申請、2019年6月19日、東京地裁から破産開始決定を受けた。

同時に、現時点で劇団員やスタッフの給与が未払いになっていることがわかった。

破産申請時の債権者数は228名で、負債総額は5億2,071万円。

【負債の内訳】
劇団関係の債権者数は65名で、債権額は合計1億9,779万円。
その内、劇団員の債権者数は45名で、債権総額は6,318万円。スタッフ20名の債権総額は1億3,461万円。

劇団経営に綻びが生じ始めたのは2008年頃からである。

2008年、米国サブプライムローン問題(リーマン・ショックなど)の発生、看板俳優『上川隆也』の退団により、観客動員数が落ち込んだ。

2011年、多額の予算を投じた劇団25周年記念公演も開催中に東日本大震災が直撃し、深刻な経営不振に陥った。

その後も劇団員やスタッフらは、劇団存続のために賃金が未払いでも公演を続け、公演回数を増やすなど事態の改善を図ったが、劇団員、スタッフの思いは通じなかった。

国内有数の人気と知名度を誇る劇団であるが、改めて劇団経営の難しさが浮き彫りになった。

解散ではなく活動休止、再結成の可能性?

活動休止から、解散となるのかが心配されるが、破産申請が明らかになった日に、劇団旗揚げメンバーで、脚本家・演出家で代表の『成井豊』はブログで『解散せず、休止します』と解散を否定した。

【成井豊公式ブログより引用】
キャラメルボックスの公演を楽しみにしてくださっていた皆様に深くお詫び申し上げます。
申し訳ありません。突然の話で、驚かれた方も多いかと思いますが、数カ月にわたって、劇団員全員で何度も何度も話し合いをした末に出した結論です。が、くれぐれも誤解していただきたくないのは、これはあくまでも「休止」であり、「解散」ではないということです。活動が再開できるその日まで、劇団員一同、精進するつもりです。私ももちろん頑張ります!

演劇集団キャラメルボックスの歴史・年表

  • 1985年(昭和60年)、早稲田大学の演劇サークル『てあとろ’50』出身の『成井豊』や『加藤昌史』らにより結成される。
  • 1988年、プロとして年間3〜4公演を行うようになる。
  • 1991年、キャラメルボックスの運営母体を『株式会社ネビュラプロジェクト』として法人化する。旗揚げメンバーの加藤が社長に就任する。
  • 1995年、当時劇団員の上川隆也がNHKドラマ『大地の子』に出演したことがきっかけで観客動員数が急増する。
  • 2001年頃から外部の脚本家(劇団所属外)の作品にシフトしていく。結果、一部のファンの離反を招くことになる。
  • 2008年、米国サブプライムローン問題(リーマン・ショックなど)の発生、看板俳優『上川隆也』の退団、2011年に発生した東日本大震災の影響により、観客数が減少したと同時に、経営が赤字に陥る。
  • 2012年、CSC(キャラメル・サポーターズ・クラブ)結成20周年。
  • 2015年、劇団結成30周年。DMM.comにて公演映像の配信サービスを開始する。
  • 2019年(令和元年)5月31日に、この日をもって活動を休止すると発表。同日までにネビュラプロジェクト社が債務整理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入った。
  • 2019年10月29日に法人格が消滅した。

上演作品

演劇集団キャラメルボックスは国内・海外問わず小説が原作となっている作品が主で、『サイエンス・フィクション』『時代劇』、上演時間が1時間前後と短い『ハーフタイムシアター』と呼ばれる作品、クリスマスを題材とした作品が人気です。

下記は、2000年以降に上演歴がある作品になります。

  • 賢治島探検記(2002年)
  • スキップ(2004年)
  • クロノス・ジョウンターの伝説(2005年)
  • 雨と夢のあとに(2006年/2013年)
  • サボテンの花(2007年)
  • トリツカレ男(2007年/2012年)
  • すべての風景の中にあなたがいます(2009年)
  • 光の帝国(2009年)
  • 容疑者Xの献身(2009年/2012年)
  • 夏への扉(2011年)
  • 飛ぶ教室(2011年)
  • 流星ワゴン(2011年)
  • 無伴奏ソナタ(2012年/2014年)
  • アルジャーノンに花束を(2012年)
  • キャロリング(2012年)
  • 隠し剣 鬼の爪(2013年)
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟(2013年)
  • 鍵泥棒のメソッド(2014年・2017年)
  • 時をかける少女(2015年)
  • ゴールデンスランバー(2016年)
  • スロウハイツの神様(2017年)
  • エンジェルボール(2018年)

演劇集団キャラメルボックス 所属俳優

演劇集団キャラメルボックスには、活動を休止した時点で、約42名の俳優が所属していました。

【活動休止時のメンバー】

真柴あずき・伊藤ひろみ・大森美紀子・西川浩幸・石川寛美・坂口理恵・岡田さつき・岡田達也・菅野良一・前田綾・大内厚雄・岡内美喜子・温井摩耶・畑中智行・三浦剛・石原善暢・筒井俊作・実川貴美子・左東広之・渡邊安理・阿部丈二・多田直人・小林千恵・小多田直樹・鍛治本大樹・林貴子・森めぐみ・原田樹里・小林春世・木村玲衣・関根翔太・金城あさみ・石森美咲・大滝真実・山﨑雄也・竹鼻優太・元木諒・石川沙織・島野知也・矢野聖・生田麻里菜・山本沙羅

【旗揚げメンバー】

  • 加藤昌史
  • 成井豊
  • 真柴あずき
  • 伊藤ひろみ
  • 中村恵子

【看板俳優(退団者を含む)】

  • 上川隆也
  • 西川浩幸

このページは19年6月の記事を更新したものです。