ミュージカルの金字塔 キャッツ(CATS)実写版 映画公開 出だし好調も前評判通りの厳しい

映画キャッツ(CATS)実写版ミュージカル映画
映画キャッツ(CATS)実写版

ミュージカルの金字塔とも呼ばれる、キャッツ(CATS)の実写版映画が1月24日(金曜日)日本全国の映画館で一斉に上映が始まりました。

日本での一般公開に先駆け、2019年12月20日(金)米国でプレミア上演がされましたが、ネット・SNS上の評価は賛否両論。どちらかというと否が目立ち、炎上まではいきませんが、少々荒れ模様となった本作品ですが、公開直後の出だしこそ好調ではありますが、実際に映画を観た観客からの評価は前評判通り非常に厳しいものとなっています。

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実写版映画キャッツ(CATS)に対する厳しい前評価

キャッツ(CATS)は、1981年にロンドンで初演されて以来、観客動員数は世界累計8100万人に達し、日本では劇団四季が上演して以来35周年を迎え、通算公演回数10000回を達成したミュージカル作品です。

全世界に熱狂的なファンがいてミュージカルの金字塔とも呼ばれている作品ですが、それは あくまでもミュージカル作品に対する評価です。

実写版映画の公開に期待する声がある一方で、ストーリー性が低く、ショー的な要素が高いキャッツは映画化には不向きなのではという懸念の声がありました。

キャッツ(CATS)の低いストーリー性

満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場に、年に一度開かれる『ジェリクル舞踏会』に参加するため、たくさんの『ジェリクルキャッツ』が集う。今宵は新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜であり、猫たちは夜を徹して歌い踊る。

キャッツはストーリー性が低く物語を楽しむ作品とは言い難く、歌と踊りに合わせて24匹の猫を紹介していく作品であって、歌唱・ダンスといったパフォーマンスが見所のショー的要素が高い作品です。

ショー的要素が高いということは、実際に生の舞台を観るからこそ凄さが伝わり、感動が生まれるのであって、映像にしてしまうと演出次第ではキャッツの場合、『ミュージックビデオ』になってしまう可能性もあると言われていました。

人間が猫を演じることに対する違和感

日本での一般公開に先駆け、2019年12月20日(金)米国でプレミア上演がされました。観客の多くがミュージカルのキャッツを観たことがあってストーリーを知っていることもあり、物語に対しての感想は少なく、話題は人間が猫を演じることに対する違和感の一点に集中していました。

実際のSNS上の声を日本語訳してみました。

  • ミュージカルのイメージを壊したくない人には見ないという選択肢もある
  • もはやホラー作品。恐怖・狂気でしかない
  • 人間っぽくすぎて気味が悪い。体のラインが出すぎている
  • 性的なものを連想させる新手の艶系映画。子供には見せられない
  • トラウマになりそう

日本公開後の観客の反応

1月24日(金曜日)の公開から始めての土日を迎え客の出足は好調ではありますが、出だしが好調なのは当然、キャッツは劇団四季がミュージカル上演して以来35周年を迎え、通算公演回数10000回以上の人気作品です。このため、元々多くのファンがいる作品です。

単純に観客動員数だけを見れば好調かもしれませんが、米国のプレミア上演と同様にネット・SNS上での評価は非常に厳しいもので、今後の観客動員に影響を与えるに十分な厳しい声が並びます。

【実際のネット・SNS上の評価】

  • 突拍子もない歌とダンスの連続で物語が全然見えない。しかも音楽もダンスも退屈過ぎる。あくび連発。
  • 演者がCGなのか本物なのかさっぱりわからないというところ。
  • あの薄気味悪いネコ人間に感情移入出来るやつなんかいるんだろうか?実写だと気持ち悪さだけが際立った。
  • 映像が苦手!なんかグロテスクです。皆さんの歌いかたが独りよがりでくせがあり苦手です。
  • 苦痛の時間でした。ミュージカル映画は、合わないと思った。マンマ・ミーア、レ・ミゼラブル、ラ・ラ・ランドのように楽しめなかった。
  • 人間なの猫なの?動きも気持ち悪い。感情移入全く出来ない
  • ミュージカルじゃない方が良かった気がする。すぐ飽きてしまったし、ストーリーがない。
  • 元々ストーリーは単純だけど、曲は素晴らしいし、豪華な俳優を揃えたはず。なのに何故こんな仕上がりになったの?

米国のプレミア上演と同様に、人間が演じる前身タイツの猫が気持ち悪いという声が圧倒的に多く、キャッツを知らない人は、『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』と比べ、ストーリー性がないので楽しめない、そもそもミュージカル映画が合わないといった声が目立ちます。

一方で好評の意見もありますが、本作品に対する本質を分かっていない浅い感想が目立ちます。言い換えれば映画キャッツは本当に評価する部分が無いということなのでしょうか。

【キャッツに対する好評の意見】

  • 歌が良い
  • ダンスが良い
  • 映像は綺麗
  • 出演者(キャスト)が豪華

映画キャッツ(CATS)実写版 要綱


製作総指揮『スティーブン・スピルバーグ』、監督は『レ・ミゼラブル』『英国王のスピーチ」』のトム・フーパー、楽曲は『オペラ座の怪人』などで知られ、現代のモーツァルトとも称されるアンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛け、英国ロイヤルバレエ団プリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードのほか、ジェームズ・コーデン、ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、ジュディ・デンチ、イアン・マッケランら豪華俳優陣の夢の共演が実現する作品となりました。

キャッツは、1990年代にミュージカルを原作としたアニメ映画の製作が計画されていましたが、スタジオの閉鎖により廃案となったため、今回は待望の映画化ということになり、しかも実写版ということで制作国のアメリカのみならず、世界中で話題を呼んでいます。

  • 監督:トム・フーパー(『レ・ミゼラブル』『英国王のスピーチ』)
  • 脚本:トム・フーパー、リー・ホール(『戦火の馬』『リトル・ダンサー』)
  • 製作総指揮:アンドリュー・ロイド=ウェバー、スティーヴン・スピルバーグ、アンジェラ・モリソン、ジョー・バーン
  • 原作・原案:T・S・エリオット、アンドリュー・ロイド=ウェバー
公開日2020年1月24日(金曜日)
配給東宝東和
制作国アメリカ
公式ホームページhttps://cats-movie.jp/

実写版映画『キャッツ』楽曲

楽曲は『オペラ座の怪人』などで知られ、現代のモーツァルトとも称されるアンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛けています。

映画の中には、本作の為に創られた新曲『Beautiful Ghosts』が登場します。

この曲は、映画の中でボンバルリーナ役を演じる『テイラー・スウィフト』と、映画の作曲を手がける『アンドリュー・ロイド=ウェバー』が共同制作した楽曲で、第77回ゴールデン・グローブ賞のベスト・オリジナル・ソング賞(映画部門)にもノミネートされています。

劇中では主人公ヴィクトリアが歌い、エンドクレジット版をスウィフトが歌う。

実写版映画『キャッツ』出演俳優陣

キャッツ(CATS)実写版映画の主な出演俳優陣(キャスト)を紹介します。

グリザベラ役(ジェニファー・ハドソン)
1981年9月12日(38歳)
代表作:「ドリームガールズ」「セックス・アンド・ザ・シティ」
ボンバルリーナ役(テイラー・スウィフト)
1989年12月13日(30歳)
代表作:「バレンタインデー」「ギヴァー 記憶を注ぐ者」
ヴィクトリア役(フランチェスカ・ヘイワード)
1992年7月(27歳)
オールド・デュトロノミー役(ジュディ・デンチ)
1934年12月9日(85歳)
代表作:「007」「恋におちたシェイクスピア」
ガス役(イアン・マッケラン)
1939年5月25日(80歳)
代表作:「X-MEN」「ロード・オブ・ザ・リング」
バストファー・ジョーンズ役(ジェームズ・コーデン)
1978年8月22日
代表作:「イントゥ・ザ・ウッズ」「ピーターラビット」
マキャヴィティ役(イドリス・エルバ)
1972年9月6日
代表作:「マイティ・ソー」「パシフィック・リム」
ジェニエニドッツ役(レベル・ウィルソン)
1980年3月2日(39歳)
代表作:「ピッチ・パーフェクト」
ラム・タム・タガー役(ジェイソン・デルーロ)
1989年9月21日(30歳)

日本語吹き替え版 声優陣

日本語吹き替え版音楽プロデューサー 蔦谷好位置

  • ヴィクトリア役 = 葵わかな
  • マンカストラップ役 = 山崎育三郎
  • グリザベラ役 = 高橋あず美
  • バストファージョーンズ役 = 秋山竜次(ロバート)
  • ミストフェリーズ役 = 森崎ウィン
  • スキンブルシャンクス役 = 大貫勇輔
  • オールドデュトロミー役 = 大竹しのぶ