始めての舞台観劇、チケットの予約方法と注意事項、良席を予約する方法(チケット予約 編)

始めての舞台観劇(チケット予約 編)初心者講座
始めての舞台観劇(チケット予約 編)

敷居が高いと思われがちな舞台観劇(演劇・ミュージカル)ですが、確かに映画と比べれば値段も高く、何ヶ月も前から予約をしなければならないため、気軽とは言えないかもしれませんが、実際のところ舞台観劇の敷居そんなに高いものではありません。

何事も始めてだと分からなくて不安だと思いますので、初めての舞台観劇の際に最低限知っておきたいチケットの予約方法を紹介します。

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演劇・ミュージカルなど舞台公演のチケット予約方法

舞台・ミュージカルのチケットの購入方法は、主催者(劇団・制作会社など)により異なるため一概に言えませんが、ほとんどの場合、事前にチケットの予約販売が行われます。

公演当日チケットに余りがあれば、予約なしで劇場に行き、当日券を購入するという方法もありますが、舞台観劇は基本的に事前にチケットを予約するのだと思ってください。

正規のチケット予約・購入方法は「主催者(劇団・制作会社など)から購入」「公演が行われる劇場から購入」「チケットぴあ・ローソンチケットなどのプレイガイドから購入」といった方法があります。

【正規ルートの購入方法】

  • 主催者(劇団・興行主・制作会社など)から購入
  • チケットぴあ・ローソンチケットなどのプレイガイドから購入
  • 公演が行われる劇場から購入

いずれの場合も、インターネット予約・電話予約があり、劇場販売は直接劇場の販売窓口で販売を行っている場合もあります。

他にも、劇団方式ので運営されている主催者(劇団四季など)の公演は聞いたことがありませんが、製作会社によるプロデュース方式(東宝演劇部など)の公演の場合、出演する俳優のファンクラブから購入することができる場合があります。

注意事項としてはチケットを購入する際は、必ず上記の正規の方法で購入すようにしましょう。

良い席の購入方法

購入時に座席が選択できる場合はいいですが、選択が出来ない場合はチケットが手元に届くまで座席の位置が分かりません。チケットが届いてガッカリなんていうことは当たり前のように起きています。せっかく高いお金を支払うのですから、前方の良い席で観たいですよね。

しかし、関係者に知り合いでも居ない限り確実に良い席を取れる方法というものは貸し切り公演にするくらいしか方法がありません。

傾向として良い席が取れる予約方法を紹介します。

会員制度・ファンクラブ制度がある劇団・興行主の場合は入会が必需

劇団四季は「四季の会」、宝塚歌劇団は「宝塚友の会」などのように劇団によっては有料の会員サービスがあります。これはチケットをインターネットで購入するための会員登録ではなく、いわゆるファンクラブ的な会員制度です。会員は一般発売に先立ちチケットの先行予約ができるため、良い席を購入したければ会員制度の入会は必需です。

チケットが割り当てられる枚数は劇団・興行主が最も多い

正規ルートの購入方法は主に、「主催者(劇団・興行主・制作会社など)から購入」「チケットぴあ・ローソンチケットなどのプレイガイドから購入」「公演が行われる劇場から購入」といった方法があります。

チケットは事前これらの販売者に振り分けられ、販売者は自分に振り当てられたチケットを販売することになります。その振り分け状況ですが、主催者(劇団・興行主・制作会社など)に割り当てられるチケットの枚数が最も多く、良い席も多いです。

理由は簡単、主催者(劇団・興行主・制作会社など)がチケットの振り分けを決めるからです。自分たちでチケットを販売しきれるのであれば手数料を支払ってプレイガイドなどにチケットの販売を委託する必要はありませんよね。

購入するのであれば、販売枚数が最も多く、良い席の保有率も多いと思われる主催者(劇団・興行主・制作会社など)からの購入がお勧めです。

プレイガイドの「選考予約」「先行予約」を利用

「チケットぴあ」などの、プレイガイドでのチケットの販売方法には、主に「先行予約」「選考予約」「一般予約」があります。公演によっては「二次先行」「二次選考」予約があったりもします。

「先行予約」は一般販売に先立ち、いち早くチケットを購入することができる制度です。有料会員のサービスであれば理解できるのですが、無料会員でも利用することができるため、いまいち必要性は分かりません。

「選考予約」は一般販売に先立ち、予め決められた枚数のチケットが抽選で販売されるので、申し込んで当選すればチケットが購入できる制度です。

「先行予約」「選考予約」は一般販売に比べると良い席が当選する確率が格段に高いといわれています。公演によっては単純に申し込み順で前方の席が割り当てられる場合もあるようです。

しかし、注意してもらいたいのは「先行予約」「選考予約」は必ず良い席を購入することができるわけではありません。

また、チケット価格の他にシステム利用料などの名目で別途料金が発生するケースがあるため、確認が必要です。

出演俳優のファンクラブから購入

東宝演劇部など製作会社によるプロデュース方式による舞台は、出演俳優のファンクラブから購入ができる場合があります。

購入方法は出演俳優のブログや所属事務所の公式ホームページを確認してください。

販売枚数は少なく、必ず良い席とは限りませんが、一般販売より比較的良い席の場合が多いといわれています。

出演俳優から直接購入

上記は知名度があり、規模が大きく、演者と運営の役割が分かれている劇団などでのケット販売方法になります。

劇団経営は経済的に難しいものがあり、演者と運営の役割が分かれている劇団は意外に少なく、小規模な劇団などは出演俳優がブログやSNSで直接チケットを販売している場合が以外に多くあります。

良い席を購入できるかは不明ですが、お気に入りの俳優とブログやSNSで直接 連絡が取れ、サインをお願いすれば応じてもらえたり、感謝の手紙が同封されている場合もあるためお勧めです。

非正規ルートで購入したチケット

チケットキャンプ」「チケット流通センター」「チケットストリート」などの転売サイトやインターネットオークションでの購入は止めましょう。

高いお金を支払ってでも舞台を観たいという気持ちは分かりますが、正規の販売ルート以外から購入したチケットの場合、チケットが本物であっても入場を断られる可能性もあります。

(インターネットで検索すれば入場を断られた体験談が山ほど出てきます)

チケットの高額転売は社会問題となっており、音楽・演劇などの業界団体の要請により「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(略称チケット不正転売禁止法)が平成30年12月14日に平成30年法律第103号として公布され、令和元年6月14日から施行されました。

下記の要件に当てはまるチケットの譲渡は法律により禁止されています。現行法上は購入者に罰則はありませんが、法律により禁止されている取引方法で入手したチケットなので、興行主がチケットの有効性は認めていないケースが多々あります。

  • 興行主の事前の同意を得ない
  • 売価格を超える価格での譲渡
  • 仕事として行う有償譲渡

但し、演劇のチケットは何ヶ月も前に予約をするのが普通であり、急用などで行くことができなくなってしまう人がいます。このような人の救済処置として「チケットぴあ」が、音楽事業団体(音制連、音事協、ACPC)公認のチケット2次売買サービス「チケトレ」というサービスを展開しています。

他にも、定価以下のチケット救済サービス「空席救済・満席応援 おけぴ」で取引されたチケットは多くの劇団・音楽団体などから有効性が認められています。

  • 音楽事業団体 公認のチケット2次売買サービス チケトレ
  • 空席救済・満席応援 おけぴ

上記サイトで購入したチケットは問題なく入場ができ、舞台を観劇することができます。但し、公演によっては劇場で本人確認を求められる場合があります。その際に、不正入手したチケットではないことを証明するため、念のため取引画面のスクリーンショットを保存しておくことをお勧めします。

  • チケットキャンプ
  • チケット流通センター
  • チケットストリート
  • インターネットオークション
  • フリマサイト

インターネットオークションは実際に売れた金額に関係なく、オークションに出品する行為自体が認められていません。理由は、オークションの本来の目的というものは、商品を高く販売するために利用されるため、高額転売の意思があるとみなされます。

フリマサイトは最初から販売価格を自分で設定するので、定価以下であれば問題ないと思うかもしれませんが、これらのサイトは高額転売を目的に出品している人も利用しているため、利用は避けた方が無難です。

チケットの不正転売に関しては別の記事で詳しく解説します。