始めての舞台観劇、よく使われる舞台・演劇の専門用語(最低限覚えておきたい舞台・演劇の専門用語 編)

始めての舞台観劇(最低限覚えておきたい専門用語 編)初心者講座
始めての舞台観劇(最低限覚えておきたい専門用語 編)

舞台演劇の世界には、役者・裏方さんなど、関係者の間で使われる専門用語があります。

一部の言葉は、舞台関係者のみならず、一般のファンの間でも使われているため、「最低限知っておきたい専門用語」と「関係者の間で使われる専門性の高い用語」に分けて掲載します。

また、宝塚歌劇団には宝塚特有の専門用語が多く存在するため、「宝塚歌劇団で使われる専門用語」として掲載します。

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最低限知っておきたい専門用語

最低限知っておきたい舞台関係の専門用語は、ファンの間では当然のように使われている言葉も多いため、知らないと会話に入れないなんていうこともあるかもしれません。ぜひ覚えておきましょう。

【上手(かみて)】
客席から見て右側、舞台(ステージ)から見て左側を指す。

【下手(しもて)】
客席から見て左側、舞台(ステージ)から見て右側を指す。

【マチネ】
昼間の公演のことを指し、舞台興行の中でも特にバレエ、オペラ、ミュージカルで使われることが多い。

【ソワレ】
夜間の公演のことを指し、舞台興行の中でも特にバレエ、オペラ、ミュージカルで使われることが多い。

【キャスト】
一般的には配役という意味で使われるが、演劇業界では演劇の配役を割り当てられた役者のことを指す。他に、「 キャスティング(casting)」も同様の意味で扱われる。

【開場(かいじょう)】
劇場や会場などを開いて観客を入場させること。

【上演(じょうえん)】
観客に見せるために劇などを舞台で演じること。

【こけら落とし(こけらおとし)】
新たに建てられた劇場で初めて行われる興行のことを意味する。

【初日(しょにち)】
複数日に渡って行われる公演の最初の日を指す。

【中日(なかび)】
「ちゅうにち」ではなく「なかび」と読みます。公演期間中の真ん中の日を指す言葉で、折り返し日のことを指す。

【千秋楽(せんしゅうらく)】
複数日に渡って行われた公演の最終日を指す。次に他の地域での公演が決まっていても、東京公演千秋楽といった使われ方もする。

【初演(しょえん)】
ある作品が公の前で初めて披露(上演・演奏)されることをいう。特にクラシック音楽や演劇の世界でよく使用される。

【終演(しゅうえん)】
演劇などで、その日の上演を終えること。複数日に渡って行われる公演の場合でも、その日の上演が終われば終演と言う。

【再演(さいえん)】
公演が行われた同じ劇場で、再び同じ作品を上演すること。または劇場が違っても同じ地域で上演される場合もアンコール公演と呼ばれることがある。一般的に再演までの期間が開きすぎていると再演とは呼ばない。

【スタンディングオベーション】
公演終了後に、座っていた観客が立ち上がって拍手を送ること。公演に感動した人が最大級の賞賛を贈りたいという場合に行われる。儀礼的なものではなく、感激のあまり思わず立ち上がって拍手していたというのが本来のスタンディングオベーショである。

【カーテンコール】
カーテンコールとは、演劇、ミュージカル、オペラ、ショーなどの舞台公演が終わって幕が下りた後に、舞台袖にはけた出演者を観客が拍手などで呼び戻すことを言います。カーテンコールのカーテンは「幕」、コールは「呼ぶ」という意味で、文字通り「幕が下りた後に呼ぶ」ということです。

【アンコール】
終演後、拍手やかけ声などによって出演者に再度の演奏や上演を求めることを言います。アンコールも含めて全ての演目が終わってから行われるのが「カーテンコール」です。

【1ベル】
開演前(通常5分前)に、ロビーやトイレなどにいるお客に早く客席に着いてもらうため、間もなく開演することを知らせるために鳴らされるベル。

【2ベル(本ベル)】
開演時に鳴らされるベル。2ベルは省略されることもある。

【舞台挨拶(ぶたいあいさつ)】
公開初日などに、出演者や関係者が舞台に立ち、代表者が観客に対して挨拶をすること。

【MC】
司会者のこと。または、コンサートなどの曲間での喋りのこと。 「Master of Ceremonies」の略。

【舞台効果(ぶたいこうか)】
舞台効果とは、物語の進行を助けたり、演出を効果的に見せるための方法や技術のこと。

【オーケストラピット(オケピ)】
舞台と客席の間に設けられたオーケストラスペースで、通常は観客席からは見えないように、舞台面から下がっている。オーケストラピットが使用される公演は、一般的な作りの劇場の場合、1列目~5列目の座席が取り払われ、そのスペースがオーケストラピットとなる。

【緞帳(どんちょう)】
劇場の舞台と観客席とを仕切る垂れ幕。厚地に絵や刺繍 などを施した幕で、客席から舞台を隠すための幕である。舞台の顔ともいえる幕で、プロセニアム形式の舞台には必ずと言っていいほど設置されている。

【入り待ち(いりまち)】
劇場、稽古場に入る役者を一目見る為に楽屋口等で待つファンの行動。入り待ちを黙認している劇団はあるが、推奨している劇団はない。

【出待ち(でまち)】
劇場、稽古場から出てくる役者を一目見る為に楽屋口等で待つファンの行動。出待ちを黙認している劇団はあるが、推奨している劇団はない。