劇団四季・宝塚歌劇団に次ぐ日本最大級の劇団『わらび座』とは?上演作品 所属俳優 チケット情報 共産党との関係は?

秋田 地域劇団 わらび座劇団紹介
劇団 わらび座

『わらび座』は、秋田県仙北市の『あきた芸術村』を拠点に活動いてる地域劇団です。1951年 東京で前身となる『楽団海つばめ』を創設した後、1953年 秋田県仙北郡田沢湖町に拠点を移し、1974年には常設劇場『わらび劇場』、2006年には愛媛県東温市に『坊っちゃん劇場』をオープンさせ、5つの公演グループで国内外で年間で1000回以上の公演を行っています。

拠点が秋田県の地域劇団ということもあり、知らない人も多いかもしれませんが、『劇団四季』『宝塚歌劇団』に次ぐ日本最大規模の劇団です。

劇団・劇場経営のほか、文化と観光を結合した本格的な複合文化エリア『あきた芸術村』で、温泉・ホテル事業・地ビール(田沢湖ビール)の製造販売など、地域観光振興のため多角的な経営を行なっています。

元々は、日本共産党党員芸術家会議の席上での要請に基づき創立された劇団ですが、1990年代には日本共産党の文化工作隊としての側面はなくなりました。

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わらび座の特徴

わらび座は日本の伝統芸能を重んじ、民謡、民舞、歌舞などを得意とする一方で、ミュージカルにも力を入れており、多彩な表現で現代の心を描く劇団です。

所属する団員は若手からベテランまで層が厚く、劇団併設の養成所では、2年間のカリキュラムで新たな人材の育成にも努めています。

外部の著名なクリエーターの協力を得て、オリジナルミュージカルの制作に取り組んでいます。

わらび座の舞台の特徴の一つは、表現様式が多彩なことです。学校での芸術鑑賞会、伝統芸能中心の小公演、地方での公演、古今東西の楽器を駆使した音楽演奏など、全国でさまざまな形態の公演を行い、年間1000回の公演のうち3割が各種学校の芸術鑑賞として取り上げられています。

大都市公演のみ外部の有名俳優をメインキャストに招くこともあり、小さな子どもからお年寄りまで、幅いろい年齢層が楽しめる舞台が特徴です。

主な作品・代表作

わらび座では、夏目漱石・宮沢賢治・手塚治虫といった著名な作家などの作品を舞台化しています。他にも、スタジオジブリ作品なども舞台化しており、心に響く作品が多いのが特徴です。

  • 男鹿の於仁丸
  • 春秋山伏記
  • 山神様のおくりもの
  • 歌舞集 いのちの祝祭
  • 銀河鉄道の夜
  • 小野小町
  • 歌舞集 21・飛翔
  • 菜の花の沖
  • 坊っちゃん!
  • 義経-平泉の夢
  • アテルイ-北の燿星
  • 火の鳥 鳳凰編
  • アトム
  • おもひでぽろぽろ
  • 遠野物語
  • ブッダ

常設劇場

【わらび劇場】
〒014-1192 秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430
開館日:1974年8月10日、客席数:710席劇団
わらび座 わらび劇場 公式ホームページ

わらび劇場には客席数120席の小劇場が隣接しています。

【坊っちゃん劇場】
〒791-0211 愛媛県東温市見奈良1125
開館日:2006年4月22日、客席数:452席
坊っちゃん劇場 公式ホームページ

わらび座の理念・方針

わらび座のミッション(使命)とバリュー(価値)

【わらび座 公式ホームページより引用】
わらび座の芸術的使命は、人間の根源に迫り、その多彩な表現を通してより多くの人々の心に感動と幸福を生み出すことです。「生きているっていいな」「人間って捨てたものじゃない」。わらび座公演ではそんな感想がよく聞かれます。人間の存在を疑いたくなるような事件が続き、それを反映/助長するような文化が氾濫していますが、私たちはいのちを愛します。英語のLifeという言葉には、生命、人生、生活、元気など人間に関わるさまざまな意味がこめられています。この言葉が包含するような人間の尊厳、いのちの美しさを描き、人々の心の糧、生きる力になる芸術活動を進めることがわらび座の理念と目的です。そしてこの理念のもと、舞台やワークショップ、修学旅行受入などで地域や社会に貢献することがわらび座の存在価値だと考えています。

わらび座の歴史・年譜

  • 1951年、東京で前身の楽団海つばめ誕生
  • 1953年、秋田県仙北郡田沢湖町(現仙北市)に移り、田沢湖神代に本拠地を設ける
  • 1963年、アジアにて初の海外公演
  • 1971年、「株式会社わらび座」設立
  • 1974年、「わらび劇場」完成
  • 1989年 、初の訪欧公演(フランス・イタリア・東ドイツ・ソ連)
  • 1992年、「温泉ゆぽぽ」オープン
  • 1995年、わらび劇場でオリジナルミュージカル常設公演スタート
  • 1996年、わらび座のホームベースを「たざわこ芸術村」として本格スタート
  • 1997年、初のアメリカ公演(ロサンゼルス、シアトルなど6都市)
  • 1997年、秋田県初の地ビール・「田沢湖ビール」のブルワリーパブがオープン
  • 1998年、長野オリンピック文化・芸術祭に記念作品「いのちの祝祭」で招待公演
  • 2000年、冬の小劇場スタート
  • 2004年、「男鹿桜島リゾートHOTELきららか」オープン
  • 2006年、愛媛県東温市に「坊っちゃん劇場」オープン
  • 2016年4月より、「たざわこ芸術村」の名称を「あきた芸術村」に変更
  • 2018年 – 11月、株式会社みちのくジャパン(岩手県北上市)と「男鹿桜島リゾートHOTELきららか」の譲渡契約を交わした。